セルフチェック

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その頻尿・尿もれ、膀胱だけが原因とは限りません|過活動膀胱と神経の病気をやさしく解説【脳神経内科医】

「トイレが近い」「急に尿意がきて我慢できない」「間に合わずにもれてしまう」——こうした症状でお困りではありませんか。年齢のせいとあきらめている方も多いのですが、これらは過活動膀胱(かかつどうぼうこう)と呼ばれる、よくある状態かもしれません。…

その足のしびれ、様子見でいい?坐骨神経痛の危険サインと原因の見分け方【脳神経内科医が解説】

お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて走る痛みやしびれ――いわゆる坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)。多くは数週間でやわらぐもので、すぐに手術が必要になることはまれです。ところが、ごく一部にそのまま様子を見てはいけない「危険なサイン(レッド…

夜寝てるのに昼間ねむい? ナルコレプシーと睡眠時無呼吸 ― 日中の強い眠気の見分け方を医師が解説

夜はちゃんと寝ているはずなのに、昼間どうしようもなく眠い――会議中も、運転中も、気づくと意識が飛んでいる。それを「自分の気合いが足りないだけ」と片づけていませんか。じつはその眠気は、ただの寝不足ではなく、治療できる「病気のサイン」かもしれま…

子どもが「頭が痛い」と言ったら ― 親が知るべき判断基準|その症状、大丈夫? #18

お子さんが「頭が痛い」と訴えたとき、「大丈夫かな」「病院に行くべきかな」と迷った経験はありませんか?子どもの頭痛は実は珍しくなく、小中学生の約半数が頭痛を経験していると報告されています1)。多くは片頭痛か緊張型頭痛ですが、まれに髄膜炎・脳腫…

その首の痛み、実は神経が原因? ― 整形外科と脳神経内科の境界線|その症状、大丈夫? #17

「首が痛い」「肩がこる」――こうした症状は多くの方が日常的に経験しているものです。しかし、首の痛みの中には、単なる肩こりではなく神経の障害が原因となる病気が隠れていることがあります1)2)。原因が「神経」と聞くと脳神経内科をイメージするかもしれ…

スマホの使いすぎで手がしびれる? ― デジタル時代の神経トラブル|その症状、大丈夫? #16

「スマホを長時間使っていると手がしびれる」「パソコン作業の後に首から肩にかけて痛い」「指先がピリピリする」――こうした症状に悩む方が急増しています。スマートフォンやパソコンの普及とともに、首・腕・手の神経にダメージを与えるデジタルデバイス関…

眠れないのは脳のせい? ― 不眠のメカニズムと正しい対処法|その症状、大丈夫? #15

「布団に入っても眠れない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」――こうした不眠の悩みを抱える方は非常に多く、日本人の約5人に1人が不眠症状を経験しているとされています1)。 この記事では、脳神経内科医の視点から、睡眠を司る脳のしく…

味がしない・味が変わった ― コロナだけじゃない味覚障害の原因と受診の目安|その症状、大丈夫? #14

「最近、食事の味がしない」「何を食べても同じ味に感じる」「口の中がずっと苦い」――こうした味覚の異常は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症として広く知られるようになりましたが、実は亜鉛不足・薬の副作用・口腔の問題・神経疾患など、原…

雨の日に頭が痛くなる科学的理由 ― 気象病・片頭痛のメカニズムと最新治療|その症状、大丈夫? #13

「天気が悪い日は頭が痛くなる」「低気圧が近づくとわかる」 ―― こうした訴えを「気のせい」と思っていませんか?実は、気象変化が頭痛を引き起こすメカニズムは科学的に解明されつつあります。 この記事では、脳神経内科医の視点から、気圧変化が頭痛を起こ…

頭をぶつけた後、病院に行くべき? ― 48時間ルールと危険なサイン|その症状、大丈夫? #12

転倒・スポーツ・交通事故など、日常の中で頭をぶつける場面は意外に多くあります。「たんこぶができただけだから大丈夫」と思っていても、数時間後・数日後に深刻な状態に進行することがあります。一方で、すべての頭部打撲でCT検査が必要なわけでもありま…

歩き方がおかしい ― 歩行パターンでわかる隠れた病気|その症状、大丈夫? #11

「最近、歩き方が変だよ」と家族に指摘された ―― そんな経験はありませんか?歩行の変化は自分ではなかなか気づきにくいものです。加齢による筋力低下であれば筋トレで改善が期待できますが、中にはパーキンソン病・正常圧水頭症・脳卒中・脊柱管狭窄症・小…

手足がしびれる ― 受診すべき科と原因の見分け方

「手がじんじんする」「足の感覚がおかしい」 ―― しびれは非常に多い症状で、多くの方が一度は経験します。長時間の正座や血行不良で起こる一時的なしびれは心配いりません。 しかし中には、脳卒中・頚椎症性脊髄症・糖尿病性神経障害・手根管症候群・ギラン…

首が痛い ― 原因疾患・セルフチェック・受診すべき科を脳神経内科医が解説

朝起きたら首が動かせない、デスクワークの後に首から肩がガチガチ ―― 首の痛みは非常に多い症状で、多くは筋肉の緊張や肩こりが原因です。 しかし中には、頚椎症性脊髄症(整形外科領域)・髄膜炎(脳神経内科)・椎骨動脈解離(脳神経内科/脳神経外科)・…

「むせやすくなった」は老化のせい? ― 嚥下障害の早期サインと受診の目安

食事中にむせることが増えた、薬が飲みにくくなった、食べ物がのどに引っかかる ―― こうした症状を「年のせい」と思っていませんか? 実は「むせやすくなった」の背後には、脳卒中・パーキンソン病・重症筋無力症・ALSなど、治療が必要な脳や神経の病気が隠…

物が二重に見えたら要注意 ― 複視の原因と受診すべき科

文字がダブって見える、運転中に信号が2つに見えてヒヤッとした ―― こうした「物が二重に見える」症状を複視(ふくし)と言います。 「疲れ目だろう」と放置しがちですが、実は脳動脈瘤・脳卒中・重症筋無力症など、命に関わる病気のサインであることがあり…

「自律神経失調症」と言われたら ― 本当の原因と正しい受診先

めまい、動悸、だるさ。病院で検査を受けても異常がなく、「自律神経失調症ですね」と言われた経験はありませんか? 実はこの「自律神経失調症」は正式な病名ではありません。検査で異常が見つからないときに使われる「仮の診断名」です。この名前で安心して…

寝ている時に足がつる ― 脳神経内科医が教える危険なサインと予防法

夜中に突然ふくらはぎがつって、痛みで目が覚める ―― こんな経験はありませんか? 「足がつる」(こむら返り)は非常に多い症状で、50歳以上の約半数が経験しているとされています。1 ほとんどの場合は脱水や筋肉疲労が原因で心配いりませんが、頻繁に起こる…

顔がピクピク動く ― 片側顔面けいれんと放置していいタイプの違い

まぶたが勝手にピクピクする、顔の片側がひきつる ―― こうした症状はとても多く、外来でもよく相談を受けます。 顔のピクつきの大半は「眼瞼ミオキミア」と呼ばれる心配不要なタイプです。しかし中には治療が必要な「片側顔面けいれん」や「眼瞼けいれん」が…

突然手に力が入らない ― 脳? 神経? 筋肉? 原因の見分け方

箸やペンを持つ手に力が入らない、ペットボトルのキャップが開けられない ―― そんな症状に気づいたとき、原因がどこにあるのか見当がつかない方は多いでしょう。 「力が入らない」という症状の原因は、大きく「脳」「神経」「筋肉」の3か所に分けて考えるこ…

「ろれつが回りにくい」は脳のSOS? ― 緊急性の見分け方

話していて舌がもつれる感じがする、電話で「酔ってるの?」と聞かれた ―― そんな経験はありませんか。「疲れているだけかな」と思いがちですが、ろれつの異常は脳からの緊急サインであることがあります。 大切なのは「突然起きたのか、徐々に悪くなったのか…

「手が震える…これってパーキンソン病?」― 脳神経内科医が教える振戦の見分け方と受診の目安

コーヒーカップを持ったとき、書類にサインをするとき、ふと自分の手が震えていることに気づく ―― そんな経験はありませんか。「もしかしてパーキンソン病?」と不安になる方はとても多く、外来でも「手の震え」は相談の多い症状の一つです。 しかし、手が震…