救急医療

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脳卒中急性期の降圧はどう行うか|脳梗塞・脳出血に共通するニカルジピン持続静注の計算・上げ下げ・内服移行の臨床実務【ガイドライン2025・AHA対応】

脳卒中急性期の降圧はどう行うか|脳梗塞・脳出血に共通するニカルジピン持続静注の計算・上げ下げ・内服移行の臨床実務【ガイドライン2025・AHA対応】 脳卒中(脳梗塞・脳出血)急性期の降圧目標値は病型により異なりますが、第一選択となるニカルジピン持…

脳静脈血栓症(CVT)の診断と治療マネジメント完全解説

脳静脈血栓症(Cerebral Venous Thrombosis: CVT)は、硬膜静脈洞や皮質静脈、深部脳静脈が血栓によって閉塞する疾患です。全脳卒中の0.5〜1%程度と比較的まれですが、若年者や生殖年齢の女性に好発し、頭痛単独の軽症例から急性てんかん重積、出血性静脈梗…

脳梗塞急性期の血圧はどこまで下げるか|再灌流療法の有無で変わる降圧の判断【ガイドライン2025・AHA2026対応】

脳梗塞急性期の血圧はどこまで下げるか|再灌流療法の有無で変わる降圧の判断【ガイドライン2025・AHA2026対応】 脳梗塞急性期の血圧管理は、資料ごとに書いてあることが食い違って見えます。しかし実際に割れているのは推奨ではなく場面で、再灌流療法(血…

脳出血急性期の血圧はどこまで下げるか|140未満を目指し110未満を避ける理由【ガイドライン・INTERACT/ATACH-2対応】

脳出血急性期の血圧はどこまで下げるか|140未満を目指し110未満を避ける理由【ガイドライン・INTERACT/ATACH-2対応】 脳出血急性期の血圧管理は、「脳梗塞では下げないのに、なぜ脳出血では直ちに下げるのか」「どこまで下げれば安全なのか」という疑問が臨…

立ちくらみ、ただの疲れと決めつけていませんか?脱水・薬・自律神経—起立性低血圧を脳神経内科医が解説

急に立ち上がったときの「立ちくらみ」。多くは一時的なもので心配いりませんが、繰り返す・意識を失う場合は、脱水だけでなく薬剤や自律神経の異常が隠れていることがあります。起立性低血圧の国際診断基準と、危険なサインの見分け方を脳神経内科医が解説…

熱中症の見分け方|「様子がおかしい」は脳卒中・てんかんとどう違う?重症度IV度と救急要請の基準を脳神経内科医が解説

真夏、家族の「様子がおかしい」に気づいたとき——それは熱中症でしょうか、それとも脳卒中やてんかん発作、低血糖でしょうか。実は熱中症の急性期は神経症状が中心で、脳の病気と見分けがつきにくいことが知られています3。2024年には日本救急医学会のガイド…

骨折後の脳梗塞?脂肪塞栓症(FES)と "starfield pattern" を見逃さない

脂肪塞栓症候群(fat embolism syndrome:FES)は、長管骨や骨盤骨折の後に骨髄由来の脂肪が血流に入り込み、肺・脳・皮膚・網膜の微小循環を傷害する病態である。なかでも脳脂肪塞栓(cerebral fat embolism:CFE)は、受傷後 12〜72 時間の意識変容として…

内科医のためのノルアドレナリン昇圧治療:ドパミンはもう使わない/3A+生食47mLで始める標準運用

敗血症性ショックや循環不全に対して「とりあえずカタボン(ドパミン)」と指示していた時代は終わりました。昇圧薬の第一選択は2010年代以降ノルアドレナリンに統一され、Surviving Sepsis Campaign 2021、日本版敗血症診療ガイドライン2024(J-SSCG 2024)…

脳幹梗塞で抜管困難な患者の気管切開、いつ行うべきか — SETPOINT2が変えた臨床判断

脳幹梗塞で呼吸抑制があり気管挿管中の患者で、自発呼吸が乏しく抜管困難が予想される——この状況で「気管切開はいつ行うべきか」は神経救急・神経集中治療の現場で日常的に直面する判断である。2013年のSETPOINT pilot試験で「早期気管切開でICU死亡が10% vs…