脳出血急性期の血圧管理は、「脳梗塞では下げないのに、なぜ脳出血では直ちに下げるのか」「どこまで下げれば安全なのか」という疑問が臨床現場で頻繁に生じます。脳出血では発症早期の血腫拡大(約30%以上で発生)を阻止するため、速やかな降圧(収縮期血圧 140 mmHg 未満)が強く推奨されます。しかし、大規模試験が明らかにしたのは、110 mmHg 未満への過度な急速降圧は予後を改善せず、かえって腎障害を増やすという重要な事実でした。本記事は入院中の急性期管理の解説であり、外来で降圧薬を自己判断で調整・中止するための情報ではありません。脳卒中治療ガイドライン2021[改訂2023]、AHA/ASA 2022、および主要RCT(INTERACT2/3、ATACH-2)の一次資料に基づき、目標値・降圧速度・血圧変動性管理の実務を整理します。
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▶ 目次
①脳出血急性期は、発症早期の血腫拡大を阻止するために速やかに SBP 140 mmHg 未満を目指す(推奨度B)。脳梗塞の permissive hypertension とは真逆の病態です。②ただしSBP 110〜120 mmHg 未満への過度な急速降圧は避ける。ATACH-2 試験で予後改善はなく、腎障害が有意に増加しました(9.0% vs 4.0%)。③ニカルジピン持続点滴等により血圧変動(スパイクや急落)を最小化し、抗凝固薬内服例では直ちに中和療法を併用することが救命と機能予後改善の鍵です。
① なぜ脳出血では早期に下げるのか ― 脳梗塞との決定的な違い

脳梗塞の急性期では、虚血周辺領域(ペナンブラ)の脳灌流圧を保つために「原則として血圧を下げない(permissive hypertension)」という方針が取られます。一方、脳出血急性期では「直ちに血圧を下げる」ことが強く求められます。なぜ同じ脳卒中急性期でありながら、正反対の対応になるのでしょうか。
最大の理由は、発症早期に高頻度で発生する「血腫拡大(hematoma expansion)」の存在です。
発症数時間以内の血腫拡大が生命予後を決定づける
発症3時間以内に来院した急性期脳出血患者を対象とした前向き研究では、約73%の患者で発症後24時間以内に血腫増大が認められ、そのうち約38%では実質的な拡大(体積で33%超または12.5 mL超の増大)をきたしていました6。そして、この血腫拡大が生じた患者では、死亡リスクが約5倍(OR 5.0, 95%CI 1.8–13.8)に跳ね上がることが実証されています6。
血腫拡大の大部分は発症から数時間以内の超急性期に集中します。破綻した微小動脈からの持続出血や二次的な周囲血管破綻(カスケード出血)を食い止めるためには、活動性出血が続いているまさにその瞬間に、血管壁にかかる静水圧(血圧)を速やかに低下させることが必須となるのです。
血腫周囲に「虚血ペナンブラ」は存在しない
かつては「血腫周囲の脳組織(perihematomal zone)が圧迫されて虚血に陥っているため、急激に血圧を下げると脳梗塞を併発するのではないか」という懸念がありました。しかし、近年のPETや灌流MRIを用いた複数の画像研究により、血腫周囲の組織では酸素代謝率が保たれており、脳梗塞のような広範な虚血ペナンブラは存在しないことが確認されています。つまり、過度な低血圧に陥らない限り、適切な降圧によって周囲脳虚血を悪化させる心配は基本的にありません。
血圧・循環動態と脳循環の基礎的な考え方は、分水嶺梗塞の血圧・循環管理をまとめた記事でも詳しく解説しています。
② どこまで下げるか ― 2大試験(INTERACT2 vs ATACH-2)の結論

「下げるべき」だとして、では具体的にどこまで下げるのか、低ければ低いほど良いのかという問いに対し、世界的な2大無作為化比較試験(RCT)が決定的な知見をもたらしました。
| 試験名 | 対象・目標血圧 | 機能予後(mRS) | 安全性・有害事象 |
|---|---|---|---|
| INTERACT2 (2013年)1 |
2,839例 発症6時間以内 ・積極群: SBP <140 mmHg ・標準群: SBP <180 mmHg |
90日 mRS 3–6: 52.0% vs 55.6% (p=0.06) 順序シフト解析で有意な予後改善 (OR 0.87, 95%CI 0.77–1.00, p=0.04) |
死亡率 (11.9% vs 12.0%)・重篤有害事象に差なし。安全性を確認 |
| ATACH-2 (2016年)2 |
1,000例 発症4.5時間以内 ・積極群: SBP 110–139 mmHg ・標準群: SBP 140–179 mmHg |
3か月 mRS 4–6: 38.7% vs 37.7% (RR 1.04, 95%CI 0.85–1.27, p=0.72) 予後改善なし(無益性で早期中止) |
7日以内の腎有害事象が 9.0% vs 4.0% (p=0.002) と有意に増加 |
INTERACT2: 140未満への早期降圧は安全で機能予後を改善する
INTERACT2 試験は、発症6時間以内の自発性脳出血 2,839例を対象に、目標 SBP 140 mmHg 未満とする積極降圧群と、180 mmHg 未満とする標準治療群を比較しました1。主要評価項目である90日時点の「死亡または重度障害(mRS 3–6)」の割合は 52.0% 対 55.6%(OR 0.87, p=0.06)と境界域でしたが、mRS全体の順序シフト解析(ordinal shift analysis)において、積極降圧群で良好な機能回復への有意なシフト(OR 0.87, 95%CI 0.77–1.00, p=0.04)が確認されました。死亡率や重篤な有害事象の増加はなく、速やかな降圧の安全性が確立されたのです。
ATACH-2: 110〜120未満への過度・急速な降圧は有害である
「140未満が良いなら、110〜130台までさらに強力に下げればもっと良いのではないか」という仮説を検証したのが ATACH-2 試験です2。発症4.5時間以内の患者 1,000例に対し、ニカルジピン静注を用いて最初の2時間以内に目標 SBP 110〜139 mmHg へ急速に引き下げる介入を行いました。
結果は、3か月時点の死亡・重度障害(mRS 4–6)の発生率が 38.7% 対 37.7%(RR 1.04, p=0.72)とまったく差がなく、無益性(futility)のため試験は途中で中止されました。それだけでなく、発症7日以内の腎機能障害などの有害事象が 9.0% 対 4.0%(p=0.002)と積極降圧群で有意に増加してしまったのです。
この2試験を統合すると、臨床現場が守るべき明確なレンジが見えてきます。「収縮期血圧 140 mmHg 未満を目指して速やかに下げるが、110〜120 mmHg 未満(AHAガイドラインでは 130 mmHg 未満)への過度な急速降圧は避ける」 ── これが現在の世界のコンセンサスです。
③ 最新ガイドラインの推奨と「140」の二面性
国内外の最新ガイドラインは、上記のエビデンスをどのように推奨文へ落とし込んでいるでしょうか。
| ガイドライン | 対象・目標血圧 | 推奨度/エビデンスレベル |
|---|---|---|
| 日本 脳卒中治療ガイドライン2021 [改訂2023]8 |
発症早期(24時間以内)の SBP 150 mmHg 以上の高血圧に対し、SBP 140 mmHg 未満を目指す速やかな降圧を行う | 推奨度 B エビデンスレベル 高 |
| AHA/ASA 2022 脳出血ガイドライン7 | SBP 150–220 mmHg の軽症〜中等症例に対し、目標 SBP 140 mmHg(目標域 130–150 mmHg)への即座の降圧 | Class 2a Level of Evidence A |
| 同上(過度降圧の回避)7 | SBP <130 mmHg への過度な降圧は避けるべき(有害) | Class 3 (Harm) Level of Evidence B-R |
| ESO 2021 欧州ガイドライン9 | 発症6時間以内の SBP 150–220 mmHg に対し、SBP <140 mmHg(かつ ≧130 mmHg)への降圧 | 推奨 |
「140」という数字の二面性:脳梗塞と脳出血
ここで極めて興味深いのは、脳卒中診療における「140」という数値の意味の逆転です。
- 脳梗塞(血栓回収後): SBP 140 mmHg 以下への過度な低下は「避けるべき下限値(推奨度E)」8
- 脳出血(発症早期): SBP 140 mmHg 未満への降圧は「目指すべき上限目標(推奨度B)」8
同じ「140」という数値であっても、病態が虚血か出血かによって、踏み込んではいけない「底」なのか、速やかにくぐるべき「天井」なのかが真逆に反転します。この対比を頭に入れておくことが、当直帯の誤認防止に直結します。
INTERACT3: ケアバンドル(包括的介入)の時代へ

2023年に発表された INTERACT3 試験(7,036例)は、血圧管理を単独で行うのではなく、プロトコル化されたケアバンドルとして実施する重要性を示しました3。
- 早期急速降圧: 目標 SBP <140 mmHg(好ましくは 130–140 mmHg)を速やかに達成
- 厳格な血糖管理: 血糖値 110–140 mg/dL(6.1–7.8 mmol/L)を目標にインスリン等で管理
- 発熱の管理: 体温 37.5℃未満を維持
- 抗凝固薬の緊急中和: ワルファリンやDOAC内服例におけるプロトコルに基づく迅速中和
このケアバンドルを導入した群では、6か月時点のmRS順序シフト解析において良好な機能予後が有意に増加(aOR 0.86, 95%CI 0.76–0.96, p=0.0079)しました3。血圧降圧を主軸としつつ、全身管理を束ねて介入することが現代の標準となっています。
④ 急性期の薬剤実務・血圧変動性(BPV)・凝固中和との連動
静注降圧薬の第一選択:ニカルジピン持続点滴
脳出血急性期の降圧には、立ち上がりが速く調節性に優れたカルシウム拮抗薬の持続静注が第一選択となります8。
| 薬剤名 | 投与量・用法 | 臨床上のポイント |
|---|---|---|
| ニカルジピン塩酸塩 (ペルジピン) |
0.5〜6 µg/kg/分 (または 2〜10 mg/h)持続点滴 |
第一選択。目標血圧(SBP 130–140)に達するまで低用量から漸増し、達成後は速やかに減量・維持。急激な過度降圧を避けるためボーラス投与は慎重に。 |
| ジルチアゼム塩酸塩 (ヘルベッサー) |
5〜15 µg/kg/分 持続点滴 |
頻脈を伴う場合などに考慮。徐脈や房室ブロックの出現に注意。 |
| ニトログリセリン | 5〜100 µg/分 持続点滴 |
脳血管拡張作用により頭蓋内圧(ICP)を上昇させるリスクがあるため、脳出血急性期の単独降圧薬としては優先順位が低い。遮光が必要。 |
※ 実際の薬剤投与にあたっては、各施設のプロトコルおよび最新の添付文書を必ず確認してください。
血圧変動性(BPV: Blood Pressure Variability)を抑える
降圧治療において見落としてはならないのが、「血圧のばらつき(変動性)」の制御です。
INTERACT2 の事後解析(2,647例)において、発症24時間の収縮期血圧の標準偏差(SD)が最も大きかった群(最高四分位群)は、最も小さかった群に比べて90日時点の死亡・重度障害のオッズ比が 1.41(95%CI 1.04–1.90, p=0.016)と有意に高かったことが示されています5。血圧が急激に跳ね上がれば再出血・血腫拡大を招き、急激に下がりすぎれば虚血や臓器障害を招きます。シリンジポンプ等を用いた平滑な点滴管理が極めて重要です。
病院前(救急車内)での画一的降圧は避ける:RIGHT-2 試験の教訓
「超早期に下げるのが良いなら、救急車内で診断がつく前に降圧薬を投与すればよいのでは?」と考えられたことがあります。しかし、英国の RIGHT-2 試験(1,149例)では、救急車内でニトログリセリン貼付パッチを投与したところ、全体で予後改善はなく、脳出血サブグループ(145例)ではかえって機能予後が悪化する傾向(aOR 1.88, 95%CI 1.07–3.32)が示されました4。CTで脳出血を確定診断し、病態に適した静注薬でコントロールすることが大原則です。
抗凝固薬関連脳出血(OAC-ICH)の中和療法との連動
抗凝固薬(ワルファリンやDOAC)内服中に発症した脳出血では、血腫拡大リスクが極めて高くなります。降圧療法と同時に、特異的中和薬を躊躇なく投与することが血腫拡大阻止の「両輪」となります。
- ワルファリン: プロトロンビン複合体濃縮製剤(PCC: ケセントラ)+ ビタミンK静注
- ダビガトラン(プラザキサ): イダルシズマブ(プリズバインド)静注
- FXa阻害薬(リバーロキサバン・アピキサバン等): アンデキサネット アルファ(オンデキサ)静注、またはPCC
抗血栓薬の周術期・緊急時管理については、周術期抗血栓薬管理と脳梗塞予防を整理した記事でも触れています。
⑤ 慢性期・二次予防への接続 ― 130/80 未満を目指す
急性期(数日間)を無事に乗り切った後の血圧管理は、再発予防(二次予防)のステージへと移行します。
慢性期の目標血圧:130/80 mmHg 未満
日本のガイドライン(脳卒中治療GL2021、高血圧治療GL2019)における脳出血後の慢性期降圧目標は、診察室血圧 130/80 mmHg 未満、家庭血圧 125/75 mmHg 未満です8。PROGRESS 試験をはじめとする数々のエビデンスが、厳格な降圧が脳出血の再発リスクを半減させることを証明しています。
アミロイド血管症(CAA)や多発微小出血(CMBs)でも降圧が最強の武器
高齢者の皮質・皮質下出血で疑われる脳アミロイド血管症(CAA)や、MRI T2* / SWI で多数の微小出血(cerebral microbleeds)を認める症例では、血管の脆弱性から再出血リスクが高くなります。こうした病態においても、再出血予防において最もエビデンスが確立している唯一の介入法は厳格な降圧治療です。
外来での長期的な血圧管理や生活指導については、高血圧の生活指導をまとめた記事および脳卒中二次予防の基礎を解説した記事をあわせてご参照ください。
⑥ この記事から持ち帰ってほしい3つのこと
1. 脳出血急性期は「速やかに SBP 140 未満」を目指す。発症早期の血腫拡大(約30%以上)を阻止するため、来院直後からニカルジピン等で目標域 130〜140 mmHg へ降圧します(推奨度B)。
2. ただし「110〜120 未満」への過度な急速降圧は避ける。ATACH-2 試験が示したように、下げすぎても機能予後は改善せず、腎障害(9.0% vs 4.0%)を有意に増やします。
3. 血圧変動性の抑制と抗凝固中和の併用が鍵。急激なスパイクや急落を避けた平滑な管理を行い、抗凝固薬内服例では直ちに中和プロトコルを発動します。
対比について:本記事は脳出血の急性期管理を扱いました。脳梗塞急性期では再灌流療法を行わない限り「permissive hypertension(原則下げない)」であり、血栓回収後も「SBP 140 以下への過度低下は避ける(推奨度E)」とされます。同じ「140」が脳梗塞では避けるべき底、脳出血では目指すべき天井となる対比を臨床で活用してください。
よくある質問
Q1. 脳出血患者の来院時血圧が 210/110 mmHg です。目標血圧と降圧速度はどうすべきですか?
収縮期血圧 140 mmHg 未満(目標域 130〜140 mmHg)を目指して、ニカルジピン持続点滴等により速やかに降圧を開始します。ただし、110〜120 mmHg 未満への過度な急降下は腎障害リスクを高めるため、点滴速度をこまめに調節しながら安定的に維持します。
Q2. 脳出血と脳梗塞で、なぜ血圧の対応が真逆なのですか?
脳梗塞では閉塞血管周囲の虚血ペナンブラを救済するため高い脳灌流圧が必要(下げない)ですが、脳出血では発症数時間以内に約30%以上で発生する血腫拡大(死亡リスク5倍)を防ぐ静水圧制御が最優先であり、周囲に広範な虚血ペナンブラが存在しないためです。
Q3. ATACH-2 試験でなぜ積極降圧群の予後が改善しなかったのですか?
ATACH-2 では SBP 110〜139 mmHg を目標に急速な降圧が行われましたが、血腫拡大抑制効果が期待ほど得られなかった一方で、過度な降圧に伴う腎灌流圧低下により発症7日以内の腎機能障害が有意に増加(9.0% vs 4.0%)し、全身的な有害性が有益性を相殺したと考えられています。
Q4. 血圧を下げる点滴薬としてニトログリセリンを使ってもよいですか?
ニトログリセリンは脳血管拡張作用により頭蓋内圧(ICP)を亢進させるリスクがあるため、頭蓋内病変である脳出血の第一選択としては推奨されません。カルシウム拮抗薬であるニカルジピン塩酸塩の持続静注が第一選択となります。
Q5. DOAC内服中の患者が脳出血を発症しました。降圧だけでよいですか?
いいえ、降圧と同時に直ちに中和療法を行う必要があります。ダビガトランであればイダルシズマブ、FXa阻害薬であればオンデキサ(アンデキサネット アルファ)またはPCCの投与を検討し、凝固能の速やかな回復を図ることが血腫拡大阻止に不可欠です。
参考文献・出典
- Anderson CS, Heeley E, Huang Y, et al. Rapid blood-pressure lowering in patients with acute intracerebral hemorrhage. N Engl J Med. 2013;368(25):2355-2365.(PMID: 23713578)
- Qureshi AI, Palesch YY, Barsan WG, et al. Intensive Blood-Pressure Lowering in Patients with Acute Cerebral Hemorrhage. N Engl J Med. 2016;375(11):1033-1043.(PMID: 27276234)
- Ma L, Hu X, Song L, et al. The third Intensive Care Bundle with Blood Pressure Reduction in Acute Cerebral Haemorrhage Trial (INTERACT3): an international, stepped wedge cluster randomised controlled trial. Lancet. 2023;402(10395):27-40.(PMID: 37245517)
- RIGHT-2 Investigators, et al. Prehospital transdermal glyceryl trinitrate in patients with ultra-acute presumed stroke (RIGHT-2): an ambulance-based, randomised, sham-controlled, blinded, phase 3 trial. Lancet. 2019;393(10175):1009-1020.(PMID: 30738649)
- Manning L, Hirakawa Y, Arima H, et al. Blood pressure variability and outcome after acute intracerebral haemorrhage: a post-hoc analysis of INTERACT2, a randomised controlled trial. Lancet Neurol. 2014;13(4):364-373.(PMID: 24530176)
- Davis SM, Broderick J, Hennerici M, et al. Hematoma growth is a determinant of mortality and poor outcome after intracerebral hemorrhage. Neurology. 2006;66(8):1175-1181.(PMID: 16636233)
- Greenberg SM, Ziai WC, Cordonnier C, et al. 2022 Guideline for the Management of Patients With Spontaneous Intracerebral Hemorrhage: A Guideline From the American Heart Association/American Stroke Association. Stroke. 2022;53(7):e282-e361.(PMID: 35579034)
- 日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会. 脳卒中治療ガイドライン2021〔改訂2023〕.(第3章 脳出血 3-1 急性期管理・血圧管理)
- Sandset EC, Anderson CS, Bath PM, et al. European Stroke Organisation (ESO) guidelines on blood pressure management in acute ischaemic stroke and intracerebral haemorrhage. Eur Stroke J. 2021;6(2):XLVIII-LXXXIX.(PMID: 34780578)
※ 本記事は医療従事者向けの一般的な医学情報の解説であり、個別の患者に対する診断・治療方針を示すものではありません。実際の診療判断は、患者の状態・施設の体制・関係各科との協議、および最新の電子添文に基づいて行ってください。患者・ご家族の方は、処方されている降圧薬を自己判断で中止・変更しないでください。本記事は入院中の急性期管理についての解説です。
監修:今村久司(京都大学医学部卒・医学博士/脳神経内科専門医・指導医/総合内科専門医・指導医/てんかん学会専門医・指導医)
