ガイドライン解説

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【2026年版】CT造影剤アレルギーと検査前リスクの真実|頻度・ヨード誤解・製剤変更

CT検査で「造影剤を使います」と説明された際、「アレルギーや副作用が出たらどうしよう」「ヨードやエビ・カニのアレルギーがあると受けられない?」「過去に蕁麻疹が出たけれどもう造影CTは二度と受けられないのか?」と強い不安を感じる方は少なくありま…

脳卒中急性期の降圧はどう行うか|脳梗塞・脳出血に共通するニカルジピン持続静注の計算・上げ下げ・内服移行の臨床実務【ガイドライン2025・AHA対応】

脳卒中急性期の降圧はどう行うか|脳梗塞・脳出血に共通するニカルジピン持続静注の計算・上げ下げ・内服移行の臨床実務【ガイドライン2025・AHA対応】 脳卒中(脳梗塞・脳出血)急性期の降圧目標値は病型により異なりますが、第一選択となるニカルジピン持…

スタチンでも中性脂肪が下がらない|パルモディア併用の可否と腎機能・筋障害の実務【内科医向け】

高LDLコレステロール血症と高トリグリセライド(TG)血症を合併した患者にスタチンを入れ、LDLは目標に入ったのにTGだけが残る——外来でごく普通に起きる場面です。ここでペマフィブラート(パルモディア)を上乗せするかどうかを決めるとき、多くの先生が同…

周術期抗血栓薬のコンサルト返書ツールを作りました|ガイドライン8文書を原文から読んで分かった7つのこと

脳梗塞の既往がある患者さんについて、外科・歯科・内視鏡科から「抗血栓薬は止めますか、いつから止めますか」という周術期コンサルトを受けるのは、脳神経内科の日常業務です。この判断のたびに複数のガイドラインを引き直さずに済むよう、患者背景と予定…

脳梗塞急性期の血圧はどこまで下げるか|再灌流療法の有無で変わる降圧の判断【ガイドライン2025・AHA2026対応】

脳梗塞急性期の血圧はどこまで下げるか|再灌流療法の有無で変わる降圧の判断【ガイドライン2025・AHA2026対応】 脳梗塞急性期の血圧管理は、資料ごとに書いてあることが食い違って見えます。しかし実際に割れているのは推奨ではなく場面で、再灌流療法(血…

脳出血急性期の血圧はどこまで下げるか|140未満を目指し110未満を避ける理由【ガイドライン・INTERACT/ATACH-2対応】

脳出血急性期の血圧はどこまで下げるか|140未満を目指し110未満を避ける理由【ガイドライン・INTERACT/ATACH-2対応】 脳出血急性期の血圧管理は、「脳梗塞では下げないのに、なぜ脳出血では直ちに下げるのか」「どこまで下げれば安全なのか」という疑問が臨…

手術前後に使う「免疫栄養(免疫調整栄養剤)」とは?味方になる場面と要注意の場面【医療者&患者向け】

「手術の前に飲む栄養剤」「免疫を上げる栄養」と聞いたことはありませんか。これは免疫栄養(免疫調整栄養剤、immunonutrition)と呼ばれるもので、アルギニン・n-3系脂肪酸(魚油のEPA・DHA)・核酸・グルタミンなどを通常の栄養剤より強化した特別な栄養…

同意書にサインできない患者への対応 ― 代諾・身寄りなし・家族対立を医師目線で整理

本人の同意は取れているが書けない、意識障害でそもそも意思表示できない、家族はパートナーや友人しかいない――同意書にサインできない患者をどう扱うか、研修医も指導医も日々迷う論点です。本記事では厚労省ガイドライン2本(2018年、2019年)と民法・精神…

パーキンソン病で内服できなくなったら — レボドパ点滴・経管・貼付薬の使い分けと「エビデンスの限界」

パーキンソン病(PD)の薬物治療はレボドパ・カルビドパ配合剤(メネシット®、ネオドパストン®等)またはレボドパ・ベンセラジド配合剤(マドパー®、イーシー・ドパール®等)の経口投与が中心である。しかし進行期になると嚥下障害・意識障害・周術期絶飲食…

2026年 麻疹(はしか)が前年比3.8倍に急増|医療従事者が今知るべき診断・暴露後予防・院内対策

2026年に入ってから日本国内の麻疹(はしか)報告数が急増し、国立健康危機管理研究機構(JIHS)の2026年第14週時点で累計236例(前年同期比3.8倍)、第16週時点で362例に達した。2009年以降で最大級の流行ペースであり、米国でも5月7日時点で1,842例と39州…

【2025改訂】うつ病診療ガイドラインが大きく変わった ― 専門医以外も知っておくべき5つの新常識

2025年12月25日、日本うつ病学会から『うつ病診療ガイドライン2025』が公表されました。2016年版から9年ぶり、ページ数で約250ページ増の335ページという、加筆修正ではなくゼロベースから再構築された大改訂です1。プライマリケア医・内科医・研修医・看護…