薬
MRI検査で「造影剤を使います」と説明されたとき、「副作用やアレルギーは大丈夫?」「CTの造影剤で気分が悪くなったことがあるけれど受けられる?」「ガドリニウムが体に残るって本当?」と不安を感じる方は少なくありません。また臨床現場でも、過敏反応既…
高LDLコレステロール血症と高トリグリセライド(TG)血症を合併した患者にスタチンを入れ、LDLは目標に入ったのにTGだけが残る——外来でごく普通に起きる場面です。ここでペマフィブラート(パルモディア)を上乗せするかどうかを決めるとき、多くの先生が同…
抗てんかん薬(抗発作薬:ASM)の等価換算について、「カルバマゼピン(CBZ)やレベチラセタム(LEV)を中心に、クロルプロマジン換算やレボドパ換算のような一元的な換算表は作れないのか?」と疑問を持つ医療従事者は少なくありません。数多くの単剤非劣性…
抗パーキンソン病薬は、同じ患者さんでもレボドパ製剤、ドパミンアゴニスト、MAO-B阻害薬などを組み合わせるため、薬物療法全体の量を一目で把握しにくいことがあります。そこで、日本で使われる製剤名から1日量を入力し、レボドパ換算量(levodopa equivale…
エビデンスが比較的強い漢方はどれ? 六君子湯・呉茱萸湯・大建中湯・半夏瀉心湯を疾患別に解説 前回の記事「エビデンスのある漢方はどれ? ガイドラインが『強く推奨』した処方と『使うな』とされた処方」では、日本の診療ガイドライン全体を見渡し、「推奨…
エビデンスのある漢方はどれ? ガイドラインが「強く推奨」した処方と「使うな」とされた処方 「漢方って、本当に効くんですか?」外来でとてもよく聞かれる質問です。答えは「漢方による」としか言えません。日本の診療ガイドラインを調べると、ある漢方に…
舌下錠を飲み込んだらどうする?ニトログリセリンとアセナピンで対応が正反対な理由|OD錠との違いも解説 舌下錠を、うっかり飲み込んでしまったことはありませんか。舌下錠は「舌の下で溶かして、飲み込まずに使う薬」ですが、飲み込んだあとにどうすればよ…
白玉点滴・にんにく注射・プラセンタ注射は効くのか|美容点滴のエビデンスを医師が検証 白玉点滴、にんにく注射、プラセンタ注射——美容クリニックで自由診療として提供されるこれらの注射・点滴は、「美白」「疲労回復」「若返り」をうたって広告されること…
手根管症候群(CTS)の患者さんに、ビタミンB12(メコバラミン/メチコバール)を処方し、「手を休めてください」と指導する——長く続いてきた、ごく標準的な外来対応です。ところが、この「神経のビタミン+安静」という組み合わせは、エビデンスで裏づけよ…
「コレステロールが高いので、食事と運動に気をつけて」——外来でついそう言って終わっていませんか。脂質異常症の生活指導は、食事(飽和脂肪酸を減らす・地中海食パターン・食物繊維)・運動・減量・禁煙・節酒のそれぞれにエビデンスがあり、しかも薬物治…
パーキンソン病の進行期治療を考えるとき、私たちは「オフ時間をどれだけ減らせるか」「良好なオン時間をどれだけ延ばせるか」に目を奪われがちです。しかし患者・家族が本当に求めているのは、しばしば「ベストオン(もっとも調子の良いオン状態)そのもの…
外来で立ちくらみ・失神を訴える患者さんに「起立性低血圧ですね、ゆっくり立ってください」と伝える場面は多いものの、その中身は「水分をとって」「無理しないで」といった漠然とした指導になりがちです。本記事は起立性低血圧の生活指導を、体位変換と物…
認知症の患者さんのご家族から「夕方になると落ち着かない」「同じことを何度も聞く」「介護を拒む」と相談されたとき、多くの外来では「様子を見ましょう」「困ったら薬を考えましょう」という漠然とした対応になりがちです。しかし認知症の行動・心理症状…
パーキンソン病の患者さんに「リハビリもがんばりましょう」と伝える一方で、その中身は「とりあえず歩いてください」「転ばないように気をつけて」という漠然とした指導になりがちです。本記事はパーキンソン病のリハビリテーション指導を、有酸素運動・LSV…
脳梗塞を起こした患者さんに、外来で「血圧に気をつけて」「たばこはやめて」と生活指導をする——多くの脳神経内科医が毎日おこなっている一方で、その中身は経験則になりがちです。本記事は脳梗塞の二次予防(再発予防)の生活指導を、降圧・脂質・禁煙・節…
「α-シヌクレインを標的としたプラシネズマブ(prasinezumab)が、パーキンソン病の進行を抑えるかもしれない」——2026年、第2b相PADOVA試験の結果がLancetに掲載され、疾患修飾療法(disease-modifying therapy)をめぐる議論が再び活発になっています。ただ…
抗血小板薬を飲んでいる患者さんに、胃を守る目的でプロトンポンプ阻害薬(PPI)を予防的に処方する——以前は「再発性逆流性食道炎」という保険病名を付ければ通っていました。しかし近年は審査が厳しくなり、実体のない病名でのPPI算定は査定や個別指導のリ…
「トイレが近い」「急に尿意がきて我慢できない」「間に合わずにもれてしまう」——こうした症状でお困りではありませんか。年齢のせいとあきらめている方も多いのですが、これらは過活動膀胱(かかつどうぼうこう)と呼ばれる、よくある状態かもしれません。…
健康診断や人間ドックで「骨密度が低い」「骨粗鬆症の疑い」と言われて、不安になっていませんか。あるいは、ご家族が背骨や足の付け根を骨折して、初めて骨粗鬆症という言葉に向き合っている方もいるかもしれません。骨粗鬆症は痛みもなく静かに進むため、…
「睡眠薬は一度飲んだら一生やめられないのでは」「依存が怖い」――そんな不安から、こっそり自分の判断で飲むのをやめてしまう方は少なくありません。でも、自己判断で急にやめるのは、いちばん危険なやめ方です。かえって眠れなくなる「反跳性不眠(はんち…
バクスドロスタット(baxdrostat)は、副腎でアルドステロンを作る最後の酵素「アルドステロン合成酵素(CYP11B2)」を選択的に止める、世界初級の経口降圧薬です。3種類以上の薬を飲んでも血圧が下がらない「治療抵抗性高血圧」に対し、2025年8月、第3相試…
ダラクソンラシブ(daraxonrasib/RMC-6236)は、これまで「薬で狙えない標的(undruggable)」とされてきたRAS遺伝子変異を直接ねらう、世界初のクラスの経口RAS(ON)阻害薬(pan-RAS阻害薬)です。2026年5月31日、NEJM(ニューイングランド・ジャーナル・オ…
ジアゼパム換算(ベンゾジアゼピン等価換算)は、デパス・ソラナックス・マイスリーなど多種多様なベンゾジアゼピン系・睡眠薬を「ジアゼパム何mg分か」という共通のものさしに置き換える考え方です。研修医・薬剤師・看護師が、減薬・多剤併用の評価・力価…
クロルプロマジン換算(CP換算)は、リスペリドン・オランザピン・アリピプラゾールなど多種類の抗精神病薬を「クロルプロマジン何mg分か」という共通のものさしに置き換える方法です。多剤併用の総量評価や単剤化・減量計画で、精神科医・研修医・薬剤師が…
病棟で免疫グロブリン(IVIG/SCIG)を投与するたびに、「この疾患でこの製剤は適応か」「用量は何g/日か」「初期と最高の投与速度は何mL/時か」「院内採用の規格だと何バイアル必要か」を添付文書・ガイドラインで確認し直していませんか。免疫グロブリン…
夜間、病棟ナースから「〇〇さん、興奮してルートを抜きそうです。何か指示ください」というコールを受けたとき、ハロペリドール静注やクエチアピン頓服で乗り切ろうとしてもうまくいかない場面に若手医師は必ず遭遇する。とくに過活動型せん妄で呼吸抑制を…
多系統萎縮症にコエンザイムQ10は効くのか?2026年の最新情報と注意点 家族や自分が多系統萎縮症(MSA)と診断された方が「コエンザイムQ10で進行が抑えられる」という記事を見て、市販サプリを試したくなる気持ちはよくわかります。実際、2023年に東京大学…
令和8年度(2026年度)診療報酬改定により、2026年6月から、エンシュア・リキッド/エンシュア・H/ラコールNF/ツインラインNF/エネーボ/イノラスを「栄養保持目的で経口投与する」用途は保険給付の対象外となる方向で、告示・通知の調整が進んでいます[1…
心不全の羅針盤 BNP/NT-proBNP スライド→Claude Artifact グラレコ→Claude Artifact youtu.be 目次 はじめに BNP/NT-proBNPとは? 新ガイドラインにおけるBNP/NT-proBNPの診断的活用 1. 心不全診断アルゴリズムにおける位置づけ 2. 心不全診断・スクリーニン…
スライド 神経障害をきたしやすい薬剤 - モバイルプレゼンテーション | Claude | Claude 音声概要 アンチエイジング0730.mp3 - Google ドライブ 確認クイズ エビデンスに基づくアンチエイジング クイズアプリ | Claude | Claude 作者コメント:あるYoutubeを…